『ミツバチ』駆除は、スズメバチよりも、時間が掛かります。
依頼内容
部屋に、大量の『ハチ』が侵入してきたので、部屋を目張り封鎖している状態。
ハチの種類は不明との事でした。
調査・駆除の依頼。


現場調査
現場に到着して、ハチが出入りしている『通気孔』を見ると、『ミツバチ』だと分かりました。

部屋の中を確認すると、数百匹が飛び回り、かなり成長した巣だなと、想像出来ました。ハチの巣は、出入りしている『通気孔』を中心に、1m以内に『営巣』しています。
『ミツバチ』の巣は、蜜が垂れてくるので、スピーディーに作業を進めないといけません。
巣を撤去する為に、真下に『点検口』を開ける必要がありましたので、手順を説明し了承を得て作業に掛かります。
点検口の位置決め
さまざまな工程は割愛させてもらいますが、屋根裏と室内のハチも処理をして、いよいよ点検口の位置決めです。
『巣』の位置が、『通気口』の左側なのか右側なのかが、外からでは分かりませんでした。天井は、体重を支えられないので、巣の位置にピンポイントで『点検口』を開ける必要があります。
しばらくして、お目当ての『サイン』が来ました。天井から、一筋の『蜂蜜』垂れて来ました。『点検口』の位置が確定です。『巣』は、外の通気口の右側50センチの位置です。

『点検口』を開けると。。。驚きました。
『点検口』を開けると、こんな光景が目に入って来ました。

一瞬、形が『白蛇』に見えて、ドキッとしましたが、油断をすると『蜂蜜』が垂れて来るので、素早く撤去をしました。
『ミツバチ』の営巣
依頼のある『営巣場所』としては、このような『屋根裏』や『軒先』、ガレージに何気なく放置している、『不要な家具』の中などがあります。
お墓の、納骨部分に『営巣』する『ミツバチ』もいます。

まとめ
業者あるあるですが、出来る事なら『ミツバチ』の駆除は、やりたくないというのが本音です。
ネックは『蜂蜜』。
『ミツバチ』が、表面を覆っている時はいいのですが、外れたら骨抜きをしたように、垂れて来ます。
その処理の事を考えると、『スズメバチ』の方がやり易いです。
ただし、『オオスズメバチ』の駆除は別格ですが。。。
築年数の多い家屋の方は、塗り替え工事の時に、ぜひ『通気孔』の点検をして、侵入防止の対策を、お薦めします。
足場のある時にやるべきです。



