会社に掛かるTELは、当たり前ですが、困ってる状況ばかり。
依頼内容
クローゼットの上の隙間から、『ウ○虫』が落ちて来るとの連絡がありました。
現場調査
1階のクローゼットに、案内されました。
扉を開けると、上の隙間に・・・『木工用ボンド』に戯れている『ハエのなにがし』が、確認出来ました。
依頼者様が、応急処置で『木工用ボンド』で、隙間を埋めたそうです。
見立て
この状況では、間違いなく『何かが』、板一枚隔てた上で、死んでるのは間違いありません。
その何かに、『ハエ』が卵を産み付けた。
翌日、大工さんと同行
ピンポイントで、天井を開ける事に。

この時点では、何が死んでるのか分かりません。
ただ言える事は、開けて『それを』取り除かないと、この最悪の状況は無くならないということ。
まさに・・『罰ゲーム』
ヘッドライトを付けて・・・

天井に、顔を出した10センチの至近距離に、『ネズミ』が居ました。
『クマネズミ』です。
内心・・・ネズミで良かったと思う自分が居ました。

作業前に、殺虫剤処理をして、撤去後、殺菌消毒をしてクローゼットでの処理を終えました。
でも・・・
そもそも、なんでそこに『ネズミ』がという事です。
ネズミの近くに、イタチの『糞』がありました。
という事は、イタチが入れる位の穴があるはずです。
やはり、ありました。

床下も確認すると、鳥類を食べた痕跡もありました。
経年劣化での『腐食』です。
まとめ
しばらくカゴを設置しましたが、イタチは現れませんでした。
この穴も封鎖をして、終了。
『イタチ』は、エサを屋根裏に持ち込んで、喫食します。今回の『ネズミ』も、おそらく持ち込んで来たのだと思います。
数か月後・・
同じ依頼者様から連絡が入りました。
『壁の中からカサカサ音がした』との事。
再度調査に
建物周りは、前回の調査で侵入出来る『穴』は封鎖しており、侵入出来る所はありません。
再度見返してもありませんでした。
まさか
音がした壁の位置が気になりました。
エアコンのすぐ近くです。
ダクトを確認すると、やはり『隙間』を発見。


前にも、コウモリで紹介した、ダクトカバーと壁との隙間から侵入した事例と同じです。
依頼者様にお聞きすると、エアコンから音がしたことがあるとの事。
今回は、壁の中に入って冬眠している可能性が高そうです。
最近、少し暖かくなって来たので、目覚め始めてきたのかもしれません。今は、まだ冬眠期間なので、忌避剤を投入しても出てこないので、4月後半に再度訪問することに。
おそらく、活動を始めたら、このダクトの下に、『糞』が落ちているはずです。

