『コウモリ』被害例

コウモリ

意外な『盲点』。。エアコンの中から『音』がする。

調査依頼

2階の部屋の『エアコン』から、ガサガサと『音』がして、下の隙間から『』が見えてるので、調査して欲しいとの依頼がありました。

『アブラコウモリ』=『イエコウモリ』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%AA

現場調査

状況は、依頼の通りで、室内に落ちていた『糞』を見ても、間違いなく『イエコウモリ』だと断定しました。

『糞』の見た目は、『ハツカネズミ』の糞に似ていますが、ネズミの糞は、指で押しても潰れません。

ですが、『』『ユスリカ』『ヨコバイ』等の、小型昆虫類を主食としているコウモリの糞は、指で押すと潰れて粉状になります。

その室内にあった糞は、粉になりました。

そもそも・・どこから?

状況が分かった次は、侵入経路を辿る必要があります。外から室外機から延びる配管カバーを辿りました。

違和感を、見付けてしまいました。

ダクトカバーが、浮いてるのが分かりますか?

この、1cm~1.5cmの隙間があれば、コウモリは、侵入出来ます。

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調査結果

原因は、外側のエアコン『ダクトカバー』の隙間です。そこからコウモリが、外から侵入し、室内のエアコン下部のスペースに滞在していたということです。

ダクトカバー』の浮きの原因は、取り付け不良なのか、経年劣化なのか分かりませんが、

築2年の家なので、おそらく・・・

作業経過

電気関係という事もあり、エアコンの取り外しや、ダクトカバーの補修などは、取り付け業者様にお願いしました。

まず、忌避剤で追い出し作業をやりましたが、滞在しているコウモリは、居ませんでした。取り外した後の、糞清掃と除菌作業をさせていただきまして、作業終了です。

まとめ

エアコン内にコウモリが侵入しているという依頼が、2024年は、3件ありました。原因は同じです。

新築であっても、入居する前には、ぜひ『点検項目』として、ダクトカバーの浮きをチェックして下さい。

既築の方も、後付けで、エアコンを取り付けされる方も、業者さんに確認をして下さい。

今回のケースのように、ほんの少しの隙間で、こんな事になります。

この事例を、ぜひ参考にして下さい。

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