長期間、開かずの部屋はありませんか?雨戸を閉め切った『窓』を確認して下さい。
依頼内容
長期間開けてなかった、2階の部屋の窓に、コウモリが居ます。雨戸とサッシの間に、糞が溜まっているので、撤去とコウモリ駆除をお願いしますとの依頼。
現場調査
部屋の電気をつけて、カーテンを開くと、写真のように、雨戸とサッシの間に、コウモリが営巣していました。
話によると、2階部分は、長らく雨戸も閉め切ったままとの事。他の窓を確認すると、やはり『巣』になっていました。
糞だらけです。

このケースの依頼は、毎年有りまして、話を聞きますと、子供さんが独立してから、閉め切ったままになっていたり、一人暮らしで、足を痛めてしまい2階が遠くなったという方もおられました。
アドバイスとして
糞清掃・除菌をしても、コウモリからすれば、安心して冬眠が出来た場所は、覚えてるはずです。
やはり、戸袋の隙間を、侵入出来ないようにしないといけません。


写真のような、侵入防止のブラシの付いたツールがありますので、業者さんに聞いてみてください。これは上下のシャッターに取り付けたものですが、横開きの戸袋にも、設置可能です。
これは、侵入防止の策ですが、何よりも、普段から雨戸の開け閉めを行って、戸袋の中を点検して下さい。
5月以降に点検する際は、『ハチの巣』がある可能性があるので、スプレーを手元に置いて確認して下さい。
長期間開けていない『戸袋』は、ハチ・コウモリ・鳥類にとっては、最高の『宿』です。