家に、何かが侵入しているので、調査して欲しい。そんな依頼が入り、訪問しました。現在は、空き家状態で、空気の入れ替えの為に、毎日来ているとのことでした。
ご主人が依頼する2日前、家に入ると、リビングのカーペットに『糞』があり、座布団に大量の『尿』の痕跡があるのを発見。その次の日は、リビングの違う場所に『糞』があり、座布団の尿の範囲も広がっていたそうです。
その痕跡から三日後訪問。
解決の1時間前。部屋の中は、害獣臭もありませんでした。
まず、保管していた『糞』を確認。植物繊維だらけで、いつもの害獣と言われるものとは違うと思いました。
どちらかと言えば、太い『かりんとう』のようで、一瞬『イタチ』かな?とも感じましたが、何箇所か『くびれ』を確認。踏ん張ったような『くびれ』。細い『かりんとう』の形であれば・・『イタチ』確定ですが・・・
とりあえず、基礎部分の通気口を点検する事にして、外に出ました。
しかし、床下に入れるような『穴』は、見当たりません。
もう一度部屋に入り、ご主人に『空気の入れ替え』をする時の状況を聞きました。家中の戸を開けてから、庭の手入れをすることが日課だそうです。
すかさず・・『網戸』にしてましたか?と聞くと、してないとのこと。
基礎部分の通気口にも『穴』は無く、だけど部屋には間違いなく、侵入の痕跡がある。
となれば、その戸を開けた時に侵入するしかありません。
解決までの・・30分前。
もう何年も前から、時が止まったようなキッチンを、点検すると・・『毛髪』と『足跡』を発見。
以前『白っぽい猫』を、飼ってましたか?と聞くと、白では無いけど、飼っていたとの返事でした。

この時点で、侵入してるのは『ネコ』だと思いました。
『糞』を確認してからは、戸は開けていないと聞きましたので、まだ家の中に居てるかもしれませんとご主人に伝え、まだ捜索をしていない『2階』を見ることに。
階段を上がると、カーペットに『白い毛』と違う毛が・・・
2色の『ネコ』かも?と確信。
2階の部屋の戸が、全て閉まっており、2階の部屋の空気の入れ替えは、しなかったんですか?と聞くと、いつもは開けてるけど、2回目の『糞』を発見してすぐに全てを閉めたとのこと。
3部屋のどれかに閉じ込めてる可能性が・・・
早く解放してあげないと、もう・・24時間以上閉じ込めていることになります。
ご主人に、迷わず『押し入れのある』部屋を教えて貰い、その部屋を確認。
『ビンゴ』
発見しました。

やはり、布団のある部屋に居てると思いました。
早速、可哀そうやけど、出て行ってもらうことに。
なんとも言えない、悲しい顔をしていました。
あとから聞いた話ですが、敷地内の庭で、よく見掛ける『ネコ』だそうです。
住んでいれば、侵入していることは、すぐに分かったのでしょうが、空き家だったことが、今回の出来事になってしまったのでしょう。
空気の入れ替えをする・・極々当たり前の行為ですが、こんなケースがあるということを参考にして下さい。
生きていてくれて、本当に良かったです。

